近年、建築会社の倒産により「住宅が未完成のまま工事が止まり、住宅ローンだけが残ってしまう」という悲しいニュースを目にする機会が増えています。家づくりは人生でも最大級の買い物です。だからこそ、間取りやデザインだけでなく、「最後まで必ず完成するのか」という安心を、最初から確保しておくことがとても大切だと私たちは考えています。
BinOではその“もしも”に備えるため、完成保証を導入しています。完成保証とは、万が一工事の途中で不測の事態が起こった場合でも、住まいを完成させるための道筋を確保する仕組みです。さらに弊社では、BinOグループ全体の体制によって、お客様の安心を担保しています。
具体事例:上棟後に工事が止まった場合、何が起こり得るのか
たとえば、基礎工事が終わり、上棟まで進んで「これから外壁・屋根・設備・内装へ」というタイミングで、突然工事がストップしてしまうケースです。職人さんが現場に来なくなり、連絡もつきづらくなり、最終的には工事が止まってしまう——こうした事態は、決して他人事ではありません。
ここで問題になるのが「建物」だけではなく、支払いとローンの構造です。
注文住宅の支払いは、多くの場合、
・着工時
・上棟時
・完成時
の3分割で進むことが一般的です。これは「工事の進捗に合わせて支払う」という意味では合理的に見えますが、もし工事途中で施工会社が継続できなくなると、工事の進捗と、すでに支払った金額の間に“ギャップ”が生まれることがあります。
上棟まで終わっていても、実際にはここから先に、屋根・外壁・サッシ、断熱・設備、キッチンや浴室などの住宅設備、内装仕上げ、検査や外構など、完成までの費用と工程が大きく残っています。
ところが、すでに支払った金額が「引き継ぎ先の会社が工事を再開するのに必要な金額」と噛み合わないと、残代金の支払いだけでは工事を完了できない可能性が出てきます。
さらに注意したいのが、まれにですが計画倒産が疑われるようなケースです。
たとえば「資金が厳しい状況を隠したまま、通常より多めに着工金や中間金の前払いを求め、短期間で集金してから工事が止まる」といったパターンです。この場合、支払ったお金の返還を求めて裁判を起こしたとしても、相手側に資産が残っていなかったり、他の債権者との関係で優先順位がつきにくいなどの理由から、現実的には回収が非常に困難になることがあります。
つまり、引き継ぎ先に工事を依頼しようとしても追加費用が必要になり、最悪の場合
《家が完成していないのに、住宅ローンだけは毎月支払う必要がある》
という状況に陥ってしまうリスクがあるのです。これが、ニュースで見る「完成しない家のローンを払い続ける」という、もっともつらいケースにつながります。
だからこそ「完成保証」で、完成までの安心を仕組みで守る
完成保証の価値は、「万が一のときに何が起きるか」を現実として想定し、完成させるための体制をあらかじめ用意している点にあります。
弊社では完成保証により、BinOグループ全体でお客様の安心を担保しています。
そして万が一、工事途中で不測の事態が起きた場合でも、完成保証の仕組みによって、近隣のBinO加盟店の協力のもとで工事を引き継ぎ、契約内容に沿ってお客様のお家を完成へ導く体制を整えています。家づくりを“言葉”だけでなく、“仕組み”として守る——私たちはそこを大切にしています。
家づくりは、完成して初めて“暮らし”が始まります。
私たちは、お客様が「楽しみ」と「安心」の両方を持って家づくりを進められるように、見えない部分の備えにも本気で取り組んでいます。完成保証について、対象範囲や流れなど気になる点があれば、お気軽にご相談ください。分かりやすい言葉で丁寧にご説明します。