
このたび、姫路市広畑区才にて、新モデルハウス「Earth Park」の建築がスタートしました!
建築地は、新しく造成された閑静な分譲地の一角。
周辺にはスーパーやドラッグストアも充実しており、日々の暮らしがしやすい便利で魅力的な立地です。

秋晴れの空のもと、建築に先立ち、地鎮祭を執り行いました。
工事の安全と無事の完成を願い、スタッフ一同、心を込めて祈願しました。

地鎮祭を終えると、いよいよ工事がスタート。
地盤調査の結果、地盤の補強が必要と判断されたため、まず行うのは地盤改良工事です。
地面に丸く穴が開いているように見える部分の地中には、柱状のセメント改良体が施工されています。
これは「湿式柱状改良工事」と呼ばれる地盤改良方法で、セメント系固化材を地中に注入しながら撹拌し、地中に杭状の柱をつくることで、建物をしっかりと支える土台を形成しています。

地盤改良後は、基礎工事の準備段階へ。
まず「遣り方(やりかた)」と呼ばれる作業で、建物の正確な位置や高さの基準を出します。
その後、基礎をつくるために土を掘り、砕石を敷いてしっかりと転圧していきます。
次に、防湿シートを敷いて湿気対策を行い、鉄筋や型枠を正確に設置するための「捨てコンクリート」を打設。構造には関わらない部分ですが、施工の精度を左右する大切な工程です。

捨てコンクリートが終わると、いよいよ鉄筋を組んでいく配筋作業に入ります。
基礎の強度や耐震性を支える大事な工程です。
配筋が完了したら、第三者機関による「配筋検査」を実施。
厳しいチェックをクリアして、次の工程に進みます。

配筋検査が完了すると、いよいよコンクリート打設です。
まずは基礎の底となる「ベース部分」に型枠を設置し、そこへコンクリートを流し込みます。

ベースが固まった後は、基礎の「立ち上がり部分」にもコンクリートを打設。
このタイミングで、アンカーボルトも正確な位置に設置します。
建物と基礎を強固につなぐ、大切な金物です。

コンクリートが固まるまで数日間しっかりと養生を行い、最後に型枠を外して仕上がりを確認。
これで基礎工事は完了です!

基礎工事が終わると、次は土台敷きの工程に入ります。
ここでは、基礎の上に木材(=土台)を設置していきます。
この土台が、建物の柱や床を支える“家の骨組みのはじまり”となる部分です。
土台の設置が終わると、図面通りに施工されているか、しっかりと固定されているか、ここでもしっかりと第三者機関による「土台監査」が行われます。

断熱材の上に、床合板が貼れました。

しっかりとブルーシートで養生完了。
これで安心して上棟を迎えられます。
いよいよ上棟の日を迎えました。
クレーンで大きな木材を吊り上げながら、職人たちが声を掛け合って手際よく組み上げていきます。
朝から作業が始まり、1日で屋根の形まで組み上がる――
建物の全体像が見えてくる、家づくりの中でも特に感動的なタイミングです。
普段なかなか目にする機会の少ない、地盤改良から基礎工事、そして上棟までの流れ――
いかがでしたでしょうか?
完成に向けて、これからも一つひとつの工程を丁寧に積み重ねてまいります。
日々変化していく現場の様子は、今後もブログで随時お届けしていきますので、どうぞお楽しみに!