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掛矢の音と、大工さんたちの阿吽の呼吸。手作業で迎えた上棟の日

こんにちは!中塚組の安原です。

本日は新築住宅の上棟でした!

上棟といえば、レッカー車(クレーン)で柱や梁を吊り上げながら、建物の骨組みを組み立てていくのが一般的です。

しかし、今回の現場は敷地条件の関係で、レッカーによる荷揚げができません。

そこで今回は、大工さんたちが力を合わせ、木材を一本一本手作業で運び上げながらの上棟となりました。

大工さんが使う大きな木槌「掛矢(かけや)」

上棟現場に響く「コン!コン!」という木を叩く音。

この音の正体は、大工道具のひとつ「掛矢(かけや)」です。

掛矢とは、樫(かし)などの硬い木で作られた大きな木槌のこと。

柱や梁を組み立てる際、木材の接合部分をしっかりとはめ込むために使います。
実はこの「掛矢」という名前、語源ははっきりしていないそうです。
江戸時代の文献にも登場するほど古くから使われてきた道具で、現代の家づくりでも活躍しています。

機械や電動工具が進化した今も、昔ながらの道具が活躍しているところに、大工仕事の奥深さを感じます。

声を掛け合い、阿吽の呼吸で組み上げる

そして、今回の上棟で特に印象的だったのが、大工さんたちのチームワーク。

「せーの!」

「もうちょい!」

「よっしゃ!」

お互いに声を掛け合いながら、重たい木材を運び、組み上げていきます。

誰かが声を掛ければ、周りの大工さんたちが自然と動く

次に何をするべきか、お互いが分かっているかのような無駄のない動き。

まさに「阿吽の呼吸」です。

掛矢を振るうタイミングも、木材を支える動きも、職人同士の信頼関係があってこそ。
一人ひとりの技術はもちろん、みんなで力を合わせることが、家づくりには欠かせません。

一棟一棟、職人たちの手で

レッカーが使えない分、今回はいつも以上に体力とチームワークが求められる上棟でした。
それでも、大工さんたちの息の合った仕事によって、少しずつ建物の骨組みが出来上がっていきます。

図面の中にあったマイホームが、いよいよカタチになる日。

お施主様にとっても、家づくりの大きな節目です。

家は、材料や設備だけで出来上がるものではありません。
そこには、たくさんの職人さんの技術と経験、そして想いが詰まっています。

現場ごとに違う条件と向き合い、みんなで知恵と力を合わせながら、一棟一棟丁寧につくり上げていく。

これからも、そんな家づくりを大切にしていきたいと思います。

お施主様、上棟おめでとうございます!

そして、大工の皆さん、本当にお疲れ様でした!

完成まで引き続き、安全第一で丁寧に工事を進めてまいります。