古民家の趣と薪火が織りなすやすらぎの家
BinO 2階建て LOAFER
延床面積:92.74㎡(28.04坪)
●明確なイメージをもって挑んだ家づくり
●古民家を思わせるダークブラウンの羽目板と建具が彩る落ち着いた空間
●念願だった薪ストーブが、吹き抜けを通して家全体をあたたかく包み込む
●生活感をそっと隠す奥まったキッチンと、可動ルーバー付き建具の工夫
●吹き抜けに面した2階のフリースペースは、こもり感のある書斎としても活躍
姫路市に、薪ストーブの炎に包まれながら、
古民家の趣ある深い木の空間で家族がゆったりと過ごす、やすらぎの住まいが完成しました。

●スタイリッシュで機能的なガルバリウムの外観
2トーンに貼り分けたガルバリウム鋼板の外壁が、シャープでモダンな印象を与えます。
大きな片流れ屋根には太陽光パネルを設置し、環境に配慮したエコな暮らしを実現。
薪ストーブの煙突がアクセントとなり、隣には薪小屋を備えることで、自然の温もりを感じられる空間が広がっています。
機能性とデザイン性を兼ね備えた、こだわりの外観です。

●木格子が彩るゆるやかなゾーニングの玄関
木格子が玄関空間をやさしく仕切り、ほどよいプライバシー感と開放感を両立しています。
ワイドなシューズボックスは収納力抜群で、家族みんなの靴や小物をすっきり整理できる便利な設計。
木の温もりが感じられる落ち着いた空間は、帰宅した瞬間にほっと安らげる場所です。

●古民家の趣を感じる、木のぬくもりあふれるリビングダイニング
壁にはダークブラウンの羽目板を施し、古民家を思わせる落ち着きと深みのある空間に仕上げました。
天井や床にも木をふんだんに使い、自然素材ならではのやさしい温もりが日々の暮らしに寄り添います。
大きな掃き出し窓には、採光を調整できる可動ルーバー付きの造作建具を設け、光とプライバシーを自在にコントロール。
和の趣と現代的な快適さが調和する、心からくつろげるリビングダイニングです。

●揺らめく炎が日常をあたたかく彩る、薪ストーブのある土間
玄関の土間に設けた薪ストーブは、家に入った瞬間からぬくもりを感じさせてくれる、暮らしの象徴のような存在。
リビングからガラス越しに揺れるやさしい炎を眺め、心がゆるむひとときを過ごせます。
吹き抜けを通して家全体にじんわりとあたたかさが広がり、冬の朝も、静かな夜も、穏やかで豊かな時間が流れていきます。
薪をくべる所作さえも、家族の季節の風景になっていく——心あたたまる暮らしがここにあります。

●静かに佇む、生活感を隠した奥まったキッチン
キッチンはあえて奥まった場所に配置することで、生活感を感じさせないすっきりとした空間に。
リビングやダイニングからは手元が見えにくく、空間全体の美しさを保ちつつ、作業に集中できる落ち着いた場所になっています。
必要な機能はしっかり備えながらも、暮らしの“舞台裏”をさりげなく隠す、スマートな設計です。

●開放感の中で自分時間を楽しむ、吹き抜けに面したフリースペース
2階のフリースペースは、吹き抜けに面しており、1階からの光と気配を感じられる心地よい場所。
書斎のように使ったり、趣味の作業をしたりと、暮らしに合わせて柔軟に使える空間です。
ちょっとした“こもり感”もある絶妙な距離感が、集中とリラックスの両立を叶えてくれます。