炭火焼鳥 TORI希
揖保郡太子町矢田部365-2
050-8892-7900
Instagram:@tori_ki_2023
2023年、揖保郡太子町にオープンした「TORI希」
素材一つひとつにこだわった肉厚な焼き鳥と、女将が心を込めてつくるおばんざいが人気の、あたたかみあふれる一軒です。
厨房を中心に会話が弾むような開放的な動線を確保し、来店されるすべての方が自然と笑顔になれるような空間づくりを意識しました。
まぁるい提灯がやさしく灯る外観は、街角でもふと足を止めたくなるような印象的なアクセントに。
お酒のラインナップも豊富で、特にウイスキー好きにはたまらないセレクションが揃います。
お座敷も完備しており、小さなお子様連れでも安心してくつろげる工夫を随所に施しています。
細部にまでこだわった内装で、1日の疲れを美味しい焼き鳥とともに癒せる——
そんな“行きつけにしたくなる”お店が完成しました。
なお、「TORI希」様は2025年にリニューアルオープン。
現在は、国産鶏を使ったこだわりの料理と、おばんざい、スイーツを中心に展開。
土日祝はモーニングとランチ、平日はランチ営業のみと、地域のお客様により気軽に立ち寄っていただけるお店へと進化されています。
リニューアル後も、お店の温もりや居心地の良さはそのままに、昼の時間帯にゆったり過ごせる空間として、多くのお客様に親しまれています。

●まぁるい提灯が灯る、親しみやすさを纏った外観デザイン
やわらかなブルーの外壁に、まぁるい提灯と焼き鳥の串が描かれたのれんがアクセント。
どこか懐かしく、温かみのある佇まいが訪れる人をやさしく迎え入れます。
街並みにやさしく溶け込みながらも、確かな個性を感じさせる外観に仕上がりました。

●やさしくつながる、格子窓とガラス扉の外観デザイン
格子窓とガラス扉からは、あたたかな店内の様子がさりげなくうかがえ、初めての方でも自然と足を運びたくなるような親しみやすさを演出。
通りと店内をほどよくつなぐこの設えは、閉塞感を与えず、どこか開かれた雰囲気を感じさせます。
日が落ちるころには、まぁるい提灯の明かりとともに、格子越しに見える人の気配や照明のぬくもりが、通りを歩く人々の足をそっと止めてくれるような、やさしい風景をつくり出します。

●素材感とやさしさが共存する、存在感あるカウンターデザイン
店内に入ってすぐ目を引くのは、約4メートルのロングカウンター。
表面には、薄塗りコンクリート材「MPC」を使用し、やさしいベージュカラーで丁寧に仕上げました。
空間に自然な落ち着きと温もりをもたらし、やわらかな雰囲気を演出しています。
彩り豊かな焼き鳥やおばんざいがカウンターに並ぶと、そのベージュの背景が料理の美味しさをより引き立ててくれます。
MPCは、高い耐久性と上品な質感を兼ね備えた仕上げ材で、なめらかな手触りや、光の加減でさりげなく表情を変える美しさも魅力です。
素朴さと上質さを両立したこのカウンターは、店内の空気感を象徴するような、印象的な存在となっています。

●女将の手仕事と心づかいが感じられる、オープンな厨房空間
店内の中心に位置する厨房は、焼き鳥やおばんざいの香ばしい香りとともに、職人の手仕事を間近に感じられる、にぎやかで温もりある空間です。
カウンター越しに交わされるお客様との会話や、おばんざいを丁寧に仕上げる女将の所作が、この店ならではのあたたかさを生み出しています。
また、こだわりの器を飾りながらも美しく収納できるよう設けられた棚は、機能性と見せる楽しさを両立。
彩り豊かな料理を引き立てる器たちが整然と並ぶその姿は、厨房の一角をまるで小さなギャラリーのように演出しています。
焼きたての焼き鳥と、心のこもったおばんざい。
そんな料理とともに、人と人との距離が自然と縮まる、あたたかい厨房空間が広がっています。

●ゆったり寛げる、家族や大人数にも優しい座敷席
小さなお子様連れでも安心してくつろげるよう設けられた座敷席は、可動式の掘りごたつを採用。
人数やシーンに合わせてレイアウトを自由に変えられるため、大人数での利用にも柔軟に対応できます。
お子様連れのご家族はもちろん、さまざまなグループが快適に過ごせる工夫が詰まったスペースとなっています。

●空間に遊び心を添える、わかりやすく印象的なトイレデザイン
グレートーンで統一された落ち着きのある店内に、さりげないアクセントを添えるトイレのドア。
一目でわかるようデザインされており、機能性とデザイン性を両立させた仕上がりです。
空間全体の雰囲気を損なうことなく、ちょうどよい差し色として、お店にほどよい遊び心と親しみやすさをプラスしています。